さら・プロジェクト    
特定非営利活動法人 さらプロジェクト
 
 「さらプロジェクト」は、誕生して一年のNPO法人です。前身は色々な所でパソコン講師をしていた者たちが、講習後のフォローの場として作ったQ&AのWebサイト「さらクラブ」です。その後サイトの運営をしながらNPO法人となり、杉並のIT講習会を井草区民センターで担ってきました。

 では「IT(情報技術)になじみのない方に対する支援活動」を目的とするさらプロジェクトにとって「まちづくり」とはなんでしょう。

 この答えはなかなか見つかりませんでした。最初に思いついたのは、地元井荻商店街のホームページづくり、及び他の商店街との連合サイトづくり(つまり地元産業振興をITでという発想)でした。

 でも、商店街の方たちとお話をしたり、IT講習会でパソコンにはじめて触る方たちと出会って、どうも違うような気がしてきました。ホームページを作っても、そこにアクセスする手段を持たない方たちが沢山いらっしゃいました。でも、講習会に来られた方たちは「パソコンくらい使えなくちゃ」と思って受講されたと思います。「情報化社会」といわれますが、その意味するところや実態は定かではないけれど、多くの方は漠然と「パソコンくらい・・・」と感じ、そしてたぶんその予感は正しいのです。

 世界を見てみましょう。スウェーデンでは小学生には全員メールアドレスが付与されます。アメリカの中学生は宿題はメールで送信するといます。アイルランドでは国民全員にIDが与えられます。では日本は?

 デジタルデバイト―情報弱者という言葉がありますが、日本がデジタルデバイトだったんです。

 今後、政府や自治体がどんどん電子化されていきます。各種の資料請求や届出がオンラインで出来るようになっていきます。日常生活ではすでにいろいろなことを調べたり、買い物や予約、支払い決済がインターネットを通じて行われるようになっています。

 こういう社会は気持ちが悪いですか? わたしたちはそうは思いません。こうした社会は、実はお年寄りや体の不自由な方にとってやさしい社会なのです。外出が困難な時、インターネットで用事をすませることができます。メールやチャットで意見を交わしたり、自宅で調べ物ができます。使い方で実に豊かな社会生活をおくる事ができるでしょう。

 「さらプロジェクト」にとっての「まちづくり」とは、「デジタルデバイトの解消」であり、地域のIT化を推進し、すべての住民が(とりあえず)パソコンを使ってインターネットに安全にアクセスでき、その結果地域住民の生活の利便を増すお手伝いをすることだったんです。

 わたしたちは今、東京都や二十三区、全市に、IT基礎教育の継続、生活の中でITを活用するためのレベルアップ教育の実施、トラブルが起こった時に安心して、サポートや相談を受けられる地域サービス等の提案を行っています。一気にできることではありませんが、「まちづくり」なのですから、地域の方たちと力を合わせて、地道に取組んでいこうと考えています。

 理事 佐藤チエ



 「シニア情報生活アドバイザー」養成講座 

開講5月18日
(詳しいカリキュラムは03-5303-6540まで)

「シニア情報生活アドバイザー」とは、パソコンやネットワークを使った生活の楽し み方を、主に高齢者に伝え、活用の相談にのっていく方の資格です。この制度は経済産業省の外郭団体である財団法人ニューメディア開発協会が活力ある高齢社会の創出 のため、情報技術を使った高齢者の積極的社会参加を支援する事業のひとつとして、平成12年に創られました。「さらプロジェクト」は平成13年12月「シニア情報生活アドバイザー」の養成機関に認定されました。                                                          
場所 井荻教室(Tel:03-5303-6540 井荻駅南口井荻書店3階)
料金 3時間×8回 30,000円+テキスト代2,500円

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特定非営利活動法人さらプロジェクト
本部 杉並区上井草3-17-3
Tel:03-3396-8589/Fax:03-3396-8459
井荻支部 杉並区下井草5-18-15
Tel:03-5303-6540/Fax:03-5303-6542
E-mail info@sara-club.com
URL http://www.sara-club.com/sarapro/
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    *『すぎなみ文化通信』
2002年5月号に掲載