『すぎなみ文化通信』 2001年4月号掲載記事

ドキュメンタリー映画『こどものそら』

から 見える世界
                   監督 小林 茂

札幌市豊平区にある共同学童保育所「つばさクラブ」を舞台に
長編ドキュメンタリー映画「こどものそら」
が完成しました。
(2000年/16o/カラー/108分)



はじけんばかりの表情を見せる「放課後」(1997年/20分)

思春期に入ろうとする六年 生の冒険サイクリング旅行の「自転車」(1999年/30分)

雪合戦に興ずるこどもたちのエネルギーが爆発する「雪合戦」(2000年/58分)

この三本の映画が集まって『こどものそら』となりました。


はじけんばかりの表情を見せる「放課後」(1997年/20分)。

思春期に入ろうとする6年生の冒険サイクリング旅行の「自転車」1999年/30分)。

雪合戦に興ずるこどもたちのエネルギーが爆発する「雪合戦」(2000年/58分)。
この三本の映画が集まって『こどものそら』となりました。

      『放課後』を撮る

学童保育所は小学生を対象に放課後の保育をするところですが、私は知りませんでした。ケン玉やコマが乱れ飛ぶわ、タイコを叩きながら沖縄民謡エイサーを踊っているわ、その熱気に足の踏み場もありません。そこは1年生から6年生まで障がいのある子どもたちも自然に溶け込んで遊んでいました。
  「撮りたい」──瞬間、無性に「つばさクラブ」の子どもたちを撮りたくなったのです。 こどもたちの表情に元気が出る映画です。



      『自転車』・『雪合戦』を撮る

 子どもたちの表情をもっと長く、また、子どもたちの声も聞こえる映画を作りたいと思うようになって、選んだのが6年生の夏休みに行なわれる「北海道一周サイクリング」です。一日中こぎ続ける子どもたちの顔は今まで見たこともない、いろいろなことを想像させるような表情でした。
 北海道といえば冬。雪。「つばさクラブ」の冬の遊びから「雪合戦」を選びました。子どもたちをとりまく社会背景にもカメラが向いていきます。
 
 障がいのある子もない子も、いろいろな子どもたちが混じりあう世界から、子どもたちの生きる力が生まれてくるような気がしてなりません。

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