今年の樹木の紅葉は鮮やかですね。先週は善福寺川沿いを、往復九キロくらい、犬と夫と歩きました。
20歳くらいの頃は『真夏』か『真冬』のストイックさが好きで、20代後半は、生まれたばかりのような季節『早春』が好きでしたが、確かに秋の青空をバックにした豪華絢爛な鮮やかな秋も、今は良いですね。
西脇順三郎氏の詩には、茄子の実だの南天の実だの、あけび、さいかち、やまぶどう、とべら、いちい、と秋の木の実がたくさん出てきますが、この季節の善福寺川沿いの木にも、思いがけない色々な実が色付いていて、散歩でこれらの実を見つけると、順三郎氏の驚きがわかるような気がします。
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最近、西荻の『音や金時』や荻窪北口のライブハウス『グッドマン』などにも、行ってみました。《音や金時》は、インド&チベット方面の音楽をはじめ、いろいろなライブが行われているようです。私が聴きに行ったのは、琵琶奏者の塩高さんの作品の演奏だったのですが、チェロとフルートとの共演がスリリングで、アドリブも含め、現代邦楽の新しい試みが、とても緊張感がありました。
荻窪の《グッドマン》は古いライヴハウスで、年季の入った蜘蛛の巣が、ホーンテッドマンションを彷彿とさせます。ここでは、作曲家&オーボエスト&ピアニストの中溝さんと、篠笛のえみゅさん、永山さんの詩の朗読を聴きました。すばらしいライヴ(即興)で、こういう幸運に出会ったり、いろいろな人達のいろいろな試みに出会うと、ああ、これが都会だなあと思います。 |